コラム
鳥害対策の方法を詳しく解説
公開日2022.05.16
更新日2022.05.16

鳥害対策の方法を詳しく解説

ハトやカラスを代表とした鳥による被害(鳥害)にお困りではないでしょうか。いざ対策しようと思っても、「どのような対策が有効だろうか?」「本当に効果があるだろうか・・・」と不安があるかもしれません。今回のコラムでは鳥害対策の基礎知識と適切な対策に関して詳しく記載していきたいと思います。ぜひお役に立てますと幸いです。

鳥害とは

鳥害(ちょうがい)とは鳥による公害のことです。私たちの生活の中の様々な場所で発生します。例えば身近な例ですとマンションのベランダがあります。主に飛来してきたハトによる被害が大半で、糞によって対象物が汚されたり、鳴き声がうるさいといったことが挙げられます。またカラスが生ごみをあさることや農業や家庭菜園においてムクドリなどによって種や収穫物が食害されることも鳥害です。鳥害は鳥がいれば発生するので、忌避剤を使用したり、威嚇音を出して追い払ったり、ネットを張ったり、剣山を置いたりという様々な鳥害対策が検討されてきました。次章からは有効な鳥害対策に関して詳しく解説していきたいと思います。

剣山タイプによる鳥害対策

鳥が留まる場所に剣山に似ている資材を設置して近寄らせないようにすることで鳥害を抑える対策です。商業ビルや駅のホーム等で見かけることがあるかと思います。剣山というと華道に使用されるものをイメージするかと思いますが、鳥害対策の際に使用される剣山は針が太くて大きいという特徴があります。剣山タイプは鳥への殺傷能力はありません。鳥獣保護法により鳥への危害を加えることができないためです。剣山タイプの材質は大きく分けて樹脂製と金属製の2種類があります。

剣山タイプの種類とメリット及びデメリット

メリット デメリット
樹脂製 ・比較的安価に購入できる
・軽量で柔らかいので扱いやすい、初心者向け、ホームセンター等でも手軽に入手可能
・素材が柔らかいので鳥の脅威にならない場合がある。留まってしまったり、剣山タイプの上に巣を作ってしまうケースもある。
金属製 ・耐久性が高く経年劣化しにくい
・素材が硬いので折れ曲がりづらく、鳥が留まりにくい
・樹脂製よりも高価

剣山タイプの効果を最大限に発揮させるために最も重要なポイントは「隙間なく設置すること」です。そのために各社工夫を凝らした製品が販売されています。剣山タイプの針の密度、針の角度、針の長さ、針の硬さといった要素が重要のようです。具体的には針の長さが10cm未満の場合は効果がかなり低くなりますし、針が柔らかい場合も効果が低くなるので注意しましょう。設置をする場合は、現在の被害環境に合った適切な製品を選定する必要があります。

ネットによる鳥害対策

鳥害用のネットといえばゴミ置き場のカラス除けのネットが思い浮かぶかもしれません。ネットを設置することで物理的に鳥の侵入を抑えることができます。隙間なくしっかりと施工することができれば、防鳥効果は高いです。対象となる鳥の種類に合わせて網目の大きさを選び、たるまないようにしっかりと施工することが大切です。入手はホームセンター等でも可能ですが、細い糸であったり、安い樹脂を使用して造られている場合が多いです。安心安全を考慮すると専門業者から業務用のネットを購入したほうがベストです。難燃性で紫外線に強い素材のネットを選ぶと良いでしょう。

ワイヤーによる鳥害対策

剣山やネットと比較すると効果は劣りますが防鳥対策ができます。見た目がすっきりしていることから手すり等にも美観を損ねず設置ができることがメリットです。対象となる鳥の種類に合わせてワイヤーを張る高さを調節しましょう。

ハトの鳥害対策に関して

ハトによる鳥害は駅舎、マンション、倉庫、公園などの様々な場所で発生しており、特に被害件数が多いのがマンションのベランダです。野生のハトは外敵から身を守る習性により、崖等の岩場をねぐらや巣作りに利用しています。そのため、ベランダという安心しやすい環境はハトにとっては絶好のねぐらや営巣場所になります。「糞で汚される」「巣をつくった」「鳴き声がうるさい」といった被害があるようです。対策としては剣山タイプやワイヤーを設置することで留まる場所をなくす方法、防鳥ネットを設置することで侵入防止する方法等が挙げられます。また最近では電気ショックを与えて追い払うシステムもあるようです。コストは高いですが、慣れない痛みにビックリする原理で効果はかなり高いようです。導入を検討されても良いかと思います。

カラスの鳥害対策に関して

カラスによる鳥害は主に都市部を中心に発生しています。①ごみの散乱、②繁殖期の人間への威嚇行動、糞や鳴き声等が主な被害になります。①の場合、囲い等を設置することでごみへのアプローチを防止することが最も有効です。また防護ネットを設置する場合はカラスが嘴で持ち上げないように重りをつけましょう。②の場合、とにかく巣の近くに近寄らないことが大切です。どうしても巣の近くを通らないといけない場合は、帽子や傘などで頭を守りながら速やかに通りましょう。

カモメ(ウミネコ)の鳥害対策に関して

カモメによる鳥害は漁港や市場を中心に発生しています。主に捨てた魚や網からこぼれ落ちた魚を狙って集まりますが、なかには商品になる魚が狙われることもあります。食べ残しや糞による被害が多く漁業関係者で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。カモメのよくとまる場所や通り道にワイヤーや剣山タイプを設置して対策をします。ウミネコは足が長い鳥ですので、ワイヤーの高さと剣山の長さを工夫すると良いでしょう。

ムクドリの鳥害対策に関して

ムクドリによる鳥害は市街地や農地に発生しています。集団でねぐらの街路樹にとまるため、騒音や糞害による被害が発生します。またナシ、サクランボ、モモ、ブドウ、柿といった果樹園における果実への食害が深刻化しています。ムクドリの対策には果樹園の周囲に防鳥ネットを張って侵入させないことが最も効果が期待できるようです。

関連するコラムはこちら>>>畑の鳥害対策について|鳥害の実態や鳥害対策方法を解説

おすすめの鳥害対策商品『バードネット

そこでご紹介したいのが、セイコーエコロジアで取り扱っている「バードネット」です。ネットの素材にポリプロピレンを使用しており、縦糸と横糸の交差点を縦方向と横方向へ延伸式に融着することで、縦・横・斜めのどの角度に負荷がかかっても、強度があり破れにくい安心な構造です。

軽量のため作業性に優れており、編み込み型のネットと違い交差点が融着されていますので、目ズレやほつれがおこらないメリットも。

目合いは18mm×20mmという適度なサイズですので、対象物への鳥害から守ることができます。幅1m~5mの5種類からご用意しておりますので圃場のサイズに合わせてお選びください。発送は 1 セットからでも可能です。5セット以上のご購入で送料無料とさせていただきます。ご不明な点がありましたら「お問い合わせフォーム」よりお気軽にお問い合わせください。

鳥害を解決するために

いかがでしたでしょうか。鳥類の種類に合わせた対策が必要となりますので、対策方法に困った場合は専門業者に相談してみても良いかもしれません。本コラムが鳥害対策のヒントとなりましたなら幸いです。

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