電力不要のビニールハウス専用換気扇

空動扇/空動扇SOLAR

PRODUCT FEATURE

電気代ゼロ
自然風SOLARを利用した
ビニールハウス専用換気扇 

NEWS

空動扇/空動扇SOLARは電気を必要としないビニールハウス専用の換気扇です。
空動扇は自然の風の力を利用、空動扇SOLARは自然の風の力とSOLARの力を利用して
ビニールハウス内の熱い空気をハウス外へ排出します。
ランニングコスト(電気代)がかからないため、とってもエコな換気扇です。

空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)
左:空動扇|右:空動扇SOLAR
空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)
空動扇は自然の風の力でベンチレーターを回転させることでハウス内の暑い空気をハウス外へ排出します。
空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)
空動扇SOLARは自然の風の力とSOLARの力を利用してビニールハウス内の熱い空気をハウス外へ排出します。無風の時でも晴れてさえいれば換気能力が失われません。
空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)
ビニールハウスの上部に設置することで、熱気と湿度を排気します。
空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)
パイプ取付部分の爪の直径は約25mmと約40mmです。25mm側を補助パイプへ、40mm側を母屋パイプに固定します。
空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)
設定温度(換気弁の開閉温度)は形状記憶スプリングのツマミを回すことで0~40℃の間で設定することができます。
空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)
空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)
空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)
空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)
空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)
空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)

空動扇/空動扇SOLAR

価格
空動扇19,800円(税込・送料別)
空動扇SOLAR65,780円(税込・送料別)

※卸売をご希望の企業様はお問合せ CONTACT USからご連絡ください。

ビニールハウスの間口と奥行を入力していただくと空動扇の設置目安がわかります。

ビニールハウスサイズ
間口m×奥行きm 間口と奥行を入力してください。
機種 台数 価格
空動扇ノーマル
空動扇SOLAR
混合

空動扇ノーマルは33㎡ごとに1機、
空動扇ソーラーは50㎡ごとに1機として計算しています

熱気と湿気の排出イメージ

こんなことでお困りではないでしょうか

  • 空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)

    ・植物の高温障害
    ・高湿度による病害
    ・高温ストレスによる生理障害

  • 空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)

    ・熱中症対策
    ・暑さ対策
    ・疲労対策

  • 空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)

    ・台風対策
    ・強風対策
    ・倒壊対策

福島県の本田尚宏さんは空動扇SOLARの効果を実感

  • 空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)
  • 空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)

キュウリ栽培をされている本田尚宏さんは、空動扇SOLARによる換気効果と暴風効果を実感しています

・ハウス内を3~4℃は低く維持できている
・湿度の感じが全然違う
・ハウスの通気性が良くなった
・キュウリの病気が広がりにくくなっている
・ビニールのスレ(破け)がなかった

>>>インタビュー記事はこちら
空動扇SOLARの導入でハウス内が3~4℃低くなりました!ビニールのスレ(破け)もないです!|本田尚宏さん

 

 

神奈川県のコーヒー農園では空動扇の効果を実感

  • 空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)
  • 空動扇/空動扇SOLAR(イメージ)

コーヒー栽培にチャレンジする磯川さんは空動扇を利用して夏場のハウス温度を下げることに成功しました

・天井部の熱気が抜けた
・ハウス内温度が8℃位下がった
・葉焼けが少なくなった
・強風時に活躍した

>>>インタビュー記事はこちら
8℃下がった!?空動扇はハウス強度を落としません!|磯川さんのコーヒー農園

パーツと仕組み

パーツとしくみ(イメージ)

  • ソーラーパネル(イメージ)
    ソーラーパネルアタッチメント
    (空動扇SOLARのみ)

    パネル内部にモーターが内蔵されており無風の日でも太陽光のエネルギーでファンを回転させます。⚠設置の際は上部のソーラーパネルが南向きになるように調整してください。

  • ベンチレーター(イメージ)
    ベンチレーター

    自然風が吹くと回転し、ハウス内の熱気や湿度を含んだ空気をハウス外に排出します。空動扇SOLARは自然風が吹かなくても太陽光によってベンチレーターを回転させることができます。

  • 接合部(イメージ)
    接合部

    ハウスパイプと空動扇を固定するパーツです。クロス金具と補助パイプで固定します。

  • 接合部・スプリング(イメージ)
    形状記憶スプリング・換気弁

    温度調節を行います。温度変化で形状記憶スプリングが伸びる又は縮まる仕組みになっており、連動して内部の換気弁が開閉します。形状記憶スプリングのツマミには白線で目印を付けています。白線に合わせると25℃で換気弁が開口し、0~40℃の間で温度調節ができます。時計回りに回転させると高温で換気弁が開き、反時計回りに回転させると低温で換気弁が開きます。

    接合部・スプリング(イメージ)

※横にスクロールできます →

製品名 空動扇 空動扇SOLAR
材質(本体) プラスチック成型
材質(スプリング) 形状記憶合金
SOLARキット なし あり(単結晶太陽電池、ソーラーモーター内蔵)
本体寸法 外形約300mm × 高さ約650mm 外形約300mm × 高さ約700mm
本体質量 約3.3kg 約3.5kg
温度調節範囲 0℃~40℃
設定温度許容範囲 ±5℃
設置目安(1台あたり) 10坪(33㎡) 15坪(50㎡)
注意事項①
注意事項② ※ビニールハウスに使用されているビニールの材質は一般的なPO(ポリオレフィン)であることが原則です。ポリ塩化ビニール等の素材を適用しますと収縮性や強度的な問題によりビニールを破損、損傷するおそれがあります。
※既存のビニールハウスに設置の場合は、ビニール設置後およそ2年以上経過したビニールへの適用はお避け下さい。
※ハウスのビニールは収縮を常に繰り返し行っている為硬化しています。設置の際にはビニールに脆化が起こっていないか十分確認し、脆化現象のあるビニールへの設置はお避け下さい。
※ビニールへの穴あけは必ずコンパスカッターをご使用ください。ハサミ、カッターによる穴あけ作業はビニールに亀裂や損傷を与えるため、設置に際しビニールが裂ける原因となりますので絶対に行わないでください。
※本機を連結する際に使用するビスは付属のビスをご使用下さい。専用ビス以外の使用は錆、本体離脱等の恐れがあります。
※本機開閉弁の調節ツマミは破損しやすいので本機が地面に接地する状態での保管および作業はお避け下さい。
※本機はハウス内に気流を作り、作物の栽培環境を整えるものです。想定を超える異常な温度や厳密な湿度管理を目的に行うものではありません。温度設定には±4℃~5℃の誤差があり、本機開閉板の開閉におよそ30分程度時間を要します。ご理解の上ご使用願います。
※ハウス内の温度、湿度管理が必需の場合は、使用者は必ず設定ツマミにて本機開閉板のご調整および開閉確認等の管理を行ってください。
※室内に掛けた温度計を利用してハウス内の温度管理をする場合、温度計が直接日射熱を受けるため、温度計と実際の室内温度に差が生じることがあります。
※温度調節機を締めずにハウスを放置すると、温度調節機や開閉フックが切れたり壊れたりする場合があります。
※本機を撤去し保管する際は本機のソケットを連結するビスを緩めて、ファンはファン同士、本機開閉板は開閉板同士、重ねた上で必ず立てて保管してください。
※本機を横に寝かせて放置しますと本体が歪みファンが回らなくなったり、開閉板が自動で動かなくなるなど不具合の原因となります。
※自然災害等により生ずるトラブルや本機の破損や損害について一切の保証は致しかねますのでご理解願います。
※冬の期間に本機を設置する場合はハウス内の温度を上げビニールの収縮性をご確認の上、設置してください。
※本機を取り外したビニールに本機を再設置することは水漏れの原因となる恐れがありますのでお避け下さい。
※冬季時に空動扇設置を行う場合はハウス内の温度を上げPOフィルムが伸縮できる状態を確保下さい。また、外気温が5℃を下回る際の空動扇設置はお控えください。場合によってフィルムの損傷が生じることがございます。
メンテナンス方法 ベンチレーターの回転がわるい場合はベアリング部分に潤滑油剤を吹きかけると改善します。詳しくはこちらの資料をご覧ください。
製造国 大韓民国
輸入販売元 株式会社セイコーステラ
製造販売元 株式会社セイコーステラ
REASON

選ばれる理由

空動扇/空動扇SOLARイメージ

ハウス上部の熱だまりの排出で温度上昇を抑える

ハウス上部の熱気は、ハウス全体の温度を上昇させるだけではなく植物の芽に悪影響を与えます。例えばトマトやキュウリはハウス上部に新芽を誘引するように仕立てるので高温障害になりやすく花落ちや芯止まりによって収穫量減少につながります。また、空動扇は温度調節できる仕組みになっているので暑い時だけ熱気を排出して、冬期の寒い時期は換気弁が閉まるので排熱しません。自然に吹く風を頼りに動作させるので電気は一切使用せず、初期費用のみで導入できます。ハウスを建てた後にも取り付けられるので、いざ夏を迎えて困っている方にもおすすめできます。

空動扇/空動扇SOLARイメージ

空動扇は設置簡単

空動扇は複雑な設備ではないのでお客様ご自身で簡単に設置することができます。

<お客様で準備していただく道具>
コンパスカッター(直径15cmの穴を開けられるもの)、クロス金具、補助パイプ、プラスドライバー、脚立

設置ステップ①:本体のビス止め
「ベンチレーター」「接合部」「形状記憶スプリング・換気弁」をプラスドライバーを使ってビス止めします。※電動インパクトドライバーがあると便利です。

設置ステップ②:クロス金具と補助パイプの取付け、ビニールの穴開け*
空動扇を固定するための補助パイプをクロス金具を使ってアーチパイプに取付けます。取付け後にコンパスカッターを使って直径15cmの穴をビニールに開けます。

設置ステップ③:空動扇の取付けと固定
開けた穴に天井に突き上げるように空動扇をゆっくりと差し込みます。空動扇の直径30cmに対して直径15cmの穴に突っ込むので少し力が必要です。空動扇を穴に通したら補助パイプで挟み込むように固定します。

設置ステップ④:適切な温度で換気弁が開くように調整
空動扇は設定温度に対して、換気弁が開くタイミングに多少の個体差があります。設置後は数日間様子を見ながら形状記憶スプリングで設定温度の微調整を行います。

*ビニールの材質は伸縮性のあるPOフィルムが原則です。ポリ塩化ビニール等の伸縮性がない被覆に適用するとビニールが裂ける恐れがあります。被覆後2年以上経過したビニールへの適用はお避けください。

空動扇/空動扇SOLARイメージ

風が吹かない環境には空動扇SOLAR

空動扇SOLARは通常の空動扇に太陽光パネルを取付けて風の吹かない状況でも排熱できるよう考えられて誕生した上位機種です。いくら野外とは言え、暑い時に必ずしも風が吹くとは限りません。通常の空動扇は風が吹かない状況ではベンチレーターが回転しないので排熱効果を得られないことがあります。また、地理的に風が吹きにくい環境もあります。このような状況の場合は空動扇SOLARの設置をおすすめしております。空動扇SOLARは風によるベンチレーターの自転だけではなく、プラスして太陽光発電によってもベンチレーターを回転させることができ、確実に、より強力に排熱したい場合は空動扇SOLARを選択してください。ご予算にあわせて通常タイプとSOALRタイプの混合設置も提案させていただきます。お問い合わせフォームよりご相談ください。

*ハウス面積が20坪より小さい場合は排熱効率の関係上、空動扇SOLARを推奨します。
*設置の際は上部のソーラーパネルが南向きになるように調整してください。

空動扇/空動扇SOLARイメージ

風害対策で活躍

空動扇は排熱対策だけではなく、強風、暴風、台風時の風害対策*でも活用することができ、ビニールハウスでは二刀流の活躍をしてくれます。台風のような強風の日には、ベンチレーターが最大で毎分1300回転します。ハウス内の空気を素早くハウスの外へ放出するためウス内の気圧が下がり、ビニール被覆とパイプが強く密着。ビニールのバタつきや浮き立ちを防止してビニール被覆の裂傷を抑制します。さらに台風に伴う上昇気流はハウスの隙間から侵入してハウスを下から上に突き上げるように圧力をかけます。閉め切った天窓ではこの突き上げる圧力に耐えきれずハウスを破壊して、さらには倒壊にもなり兼ねません。空動扇は空気の抜け道として機能するためハウスの倒壊を軽減することに貢献します。

*台風や強風の対策時は形状記憶スプリングを調整して換気弁を全開にします。

空動扇/空動扇SOLARイメージ

結露抑制して病害予防

ビニールハウスでは、作物の蒸散や地表面の蒸発によって大量の水蒸気が発生し、湿度が上昇します。特に天井部は湿気がこもりやすく、結露を引き起こして灰色かび病やベと病などの多くの病害が発生する原因になります。そこで有効なのが、天井部からの換気によって絶対湿度(g/㎥)*を下げる管理です。空動扇で天井部から換気を行うことで、ハウス内の最も湿度が高い層の空気を効率的に排出し、外気と入れ替えることができます。これにより、空気中に含まれる水蒸気そのものが減り、相対湿度(%)**の上昇や結露の発生を抑制できます。絶対湿度が低く保たれる環境は、カビ類の胞子が発芽しにくく、灰色かび病・ベと病・疫病などの病気の発生リスクを大幅に下げます。このように、天井部からの換気は、湿度管理の中でも最も効果的な病害予防策の一つであり、作物の健全な生育に大きく寄与します。

*空気1㎥の中に、水蒸気が何グラム含まれているかを示す“実際の量”
**その温度で空気が含める最大水蒸気量に対して、今どれだけ水蒸気が入っているかの割合

こちらの製品に関する導入事例

FAQ

よくある質問

ハウス内温度はどのくらい下がりますか?

10坪~15坪あたりに1台を設置した場合、設置していないハウスと比較して2℃~8℃程度のハウス内温度が下がったという声をいただいています。*弊社のお客様の声より

設置する際に必要な部材や工具を知りたいです

取扱説明書のpdfをメールでお送りします。まずはお問合せ CONTACT USからご連絡ください。

設置の際にコンパスカッターではなくハサミやカッターを使用しても良いでしょうか

稀にハサミやカッターでバツ印でビニールに穴を開けられる方がいらっしゃいますが、ビニールが裂けて雨漏りの原因となりますので、ハサミやカッターのご使用はお控えください

設置した時に開けたビニールの穴から雨漏りすることはありませんか?

適切に設置していただければ、通常量の雨であれば雨漏りすることはまずありません。不安な時はお問合せ CONTACT USからお気軽にお問い合わせください。

ベンチレーターから雨漏りすることはありませんか?

ベンチレーターに雨が当たるとベンチレーターの外に雨水を逃がす構造になっているため雨漏りすることはまずありません。ただし、豪雨あるいはベンチレーター部分に雪が積もってハウスの排熱で溶かされた場合にごく少量の雨水が侵入したという報告はあります。

20坪程度の小型のハウスに空動扇2台を設置すれば効果は得られますか?

20坪程度の小型のハウスの場合は、推奨設置台数の2台を導入しても思ったよりも効果の満足度が得られないことがあります。そのため、設置台数を3~4台に増やしていただく、もしくは排熱効果の高い空動扇SOLARを導入することをおすすめしています。

内張りビニールを設置しているハウスに空動扇を取り付けられますか?

外張ビニールと内張ビニールとの距離が約40cm以上あれば設置できます。参考図はこちら

ビニールハウスの外側から遮光ネットを掛けています。空動扇を設置することはできますか?

遮光ネットにベンチレーターが突き抜けられるように円形の穴をあけていただければ設置できます。遮光ネットを取り外し、再度取付する際は遮光ネットが各ベンチレーターの穴に収まるように設置いただきますようご留意ください。

雪が降る地域でも使用できますか?

使用できます。冬季に雪が降る北海道・山形県・新潟県・山梨県に導入実績があります。ただし、冬季は雪や低温によってベンチレーターが凍結して一時的に回転(稼働)しなくなることがあります。

空動扇は雪や凍結によって一時的に回転ができなくなっても雪解けや解凍することで問題なく復帰します。

空動扇SOLARについては、凍結によってベンチレーターが回転しない状態が1週間程度経過すると過電流によってモーターが故障することがありますのでご注意ください。そのため、ベンチレーターが雪で埋まったり、凍結で回転できない場合は、周りの雪を取り除いたり、棒などで弱い刺激を与えてベンチレーターが回転するように対応してください。

空動扇や空動扇SOLARを取り付けた状態で、遮光剤や遮熱剤を塗布しても問題ありませんか?

遮光剤や遮熱剤を塗布されたい場合は、ベンチレーターをビニールで覆って付着させない等のご対応をお願い致します。

※ベンチレーターに遮光剤や遮熱剤が付着すると重量が増して回転速度が遅くなり排気能力が低下します。また空動扇SOLARは、排気能力の低下だけではなく重量増加によってモーターに負荷がかかって故障の原因になります。

ベンチレーターの動きがわるくなりました(回転しない)。対処法はありますか?

ベンチレーターの回転がわるい場合はベアリング部分に潤滑油剤を吹きかけると改善します。詳しくはこちらの資料をご覧ください。

Tweets by SEIKO_ECOLOGIA
youtube
ご注文
見積依頼
お問合せ