*効果範囲は半径10mです。
*イラストは連結タイプを使用した設置イメージです。
*支柱を立てられない場合は、樹の枝やワイヤーに引っ掛けることもできます。
*虫ブロッカーは完全防水性能があるので露地でも使用できます。
虫ブロッカ―は露地・ハウスでに設置できるLED防蛾灯です。
LEDが夜蛾の行動を抑制して果樹園を守ります。
支柱一体型ではない虫ブロッカーは取り外しが容易で、
冬季など使用しない時期は盗難防止に便利です。
完全防水性能のため雨天時も露地で使用できます。
単独タイプ(100V用コンセントプラグ付属) | 24,200円(税込・送料込) |
---|---|
連結タイプ(100V用コンセントプラグ付属) | 24,200円(税込・送料込) |
連結タイプ(200V用丸端子ケーブル付属) | 24,200円(税込・送料込) |
連結タイプ用中継コード(5m) | 1,925円(税込・送料込) |
連結タイプ用中継コード(10m) | 2,420円(税込・送料込) |
*効果範囲:半径10m
*本体は100-200Vに対応しております。
*単独タイプのコンセントは100V対応のみで使用できます。
*100Vから200Vへ変換する場合はお客様で変換プラグをご準備ください。
なお連結タイプのみ200V用丸端子ケーブルの準備があります。
*虫ブロッカー緑をご検討の方はお問い合わせください。
*効果範囲は半径10mです。
*イラストは連結タイプを使用した設置イメージです。
*支柱を立てられない場合は、樹の枝やワイヤーに引っ掛けることもできます。
*虫ブロッカーは完全防水性能があるので露地でも使用できます。
・梨園や桃園にオススメ
・趣味の方など小規模な園地に最適
・LEDだから省エネ
・夜蛾の習性を考えた照度設計
・円柱タイプだから横方向の照射に強い!!
・取り付けが簡単
・分電盤ボックスは不要
・コンセントがあれば直ぐに使えます!!
加茂部果樹園では2024年7月に虫ブロッカー黄3台を桃の果樹園に設置して効果を実感しています。
・設置前の昨年は様々な種類の夜蛾にやられて被害が相当なものでしたが、設置後の今年は殆ど見なくなりました。
・設置後にチャバネアオカメムシやクサギカメムシなどが虫ブロッカー黄に誘引されましたが、自作の捕虫器を設置したところ一晩で殆ど見なくなりました。
・市販の日射センサーをかませれば電源が自動でON/OFFになるので便利です。
※横にスクロールできます →
仕様概要 | 虫ブロッカー黄 | 虫ブロッカ―緑 |
---|---|---|
発光色 | 黄 | 緑 |
対象害虫 | ヤガ・ヨトウ類 | |
照度 | 278lx | 342lx |
放射照度 | 619mW・ m−2 | 740mW・ m−2 |
ピーク波長 | 578nm | 535nm |
PPFD | 3.0μmol・m−2・s−1 | 3.4μmol・m−2・s−1 |
本体重量 | 865 g | |
電源 | AC 100-200V(50/60Hz) | |
消費電力 | 25.9W | |
防水性 | IP67準拠 | |
本体全長 |
416 mm(接続コード部分を除く) |
|
本体直径 | 63.5mm | |
【単独タイプ】電源コードの種類 | 100V用コンセントプラグ | |
【単独タイプ】電源コード長 | 1000 mm(本体上部に直接電源コードとプラグがついています) | |
【連結タイプ】電源コードの種類 | ・100V用コンセントプラグ ・200V用丸端子ケーブル ご注文時にどちらかを選択してください。 |
|
【連結タイプ】電源コード長 | 1000 mm(接続コードと繋ぎます) | |
【連結タイプ】接続コード長 | 500 mm(本体上下に接続されたコード) | |
【連結タイプ】連結可能数 | 100V:12本 200V:24本 |
|
効果範囲 | 半径10m | |
設置目安 | 20m間隔 | |
設置高さ | 植物、ハウス、露地などで異なりますが対象範囲を広く照らせる高さに設置します。 | |
点灯時間の目安 | 日の入り1時間前~日の出1時間後 | |
メーカー | アルファクス株式会社 | |
⚠︎注意 |
黄の波長は、イネ科・ホウレンソウ・キクなど一部の花き類に生育障害を発生させます。十分注意してください。 |
夜行性の夜蛾の成虫は天敵からの捕食を逃れるために日中は行動をせず日が落ちると活動します。
夜間に虫ブロッカ―黄のLEDを照射させると夜蛾は日中と勘違いして行動を抑制し、その結果、交尾や産卵機会が減少して次世代の幼虫数が少なくなります。半径10mの設置を目安にして日の入り1時間前~日の出1時間後に虫ブロッカー黄を点灯すると、園地への飛来防止および行動抑制の効果が期待できます。
※黄(および緑)の波長はイネ科・アブラナ科・ホウレンソウなど長日植物を中心に開花促進や抽苔などの障害を発生させるので十分注意してください(街路灯が水田のイネに及ぼす影響と類似)。
近年の温暖化の影響によって越冬するカメムシが増加してきました。
虫ブロッカー黄が照射する波長578nmは、夜蛾の忌避には効果抜群ですが一方でカメムシを引き寄せてしまうデメリットがあります。ところがこれを逆手にとり一工夫をしてカメムシを捕虫している農家もいます。やはり設置直後から種々のカメムシが虫ブロッカー黄に集中して飛来してしまい困っていましたが、トラップを自作して一網打尽にして捕虫・捕殺したところ一晩で殆どカメムシがいなくなったと言います。
【自作トラップの例】ページ上部の桃果樹園の例を参考にしております。
①料理用ボールに穴を開け、穴直下に塩ビ管を接続します。
②塩ビ管の出口にネットを括り付けます。
③虫ブロッカー黄の本体の直下にトラップを設置して穴に落下するカメムシを捕虫します。
品目 | 都道府県 | 使用色 | お客様の声 |
---|---|---|---|
ナシ | 広島県 | 黄 | ヨトウムシの被害で困っていましたが、虫ブロッカーを導入してから現在まで被害は出ていません。鳥獣害対策にもなっています。 |
ナシ | 福岡県 | 黄 | 2024年11月の日本農業新聞の記事を読んで導入を決めました。 |
モモ | 山梨県 | 黄 | 夜蛾にもカメムシにも困っていますがどちらか一方だけでも防ぎたいので夜蛾対策で導入します。 |
シクラメン | 神奈川県 | 黄 | 今年は全くヨトウを見なくなりました。 |
露地ナス | 岡山県 | 黄 | 隣接するイネの生育に注意しながら半分の面積から試してみます。 |
大規模園地では街路灯の様に大きな防蛾灯を設置して分電盤で制御するなど多少大掛かりになってきます。
一方、虫ブロッカー黄はコンセントを差せば直ぐに点灯するため工事が不要です。但し対象植物や栽培方法などによっては支柱設置が必要で、また連結タイプの場合は専用中継コードの配線が必要です。それでも比較すれば簡単に導入できるため、小規模園地やハウス栽培の方は是非ご検討ください。
農薬を連用しすぎると、突然変異などにより抵抗性をもつ個体が出現します。作用機構の同じ農薬(殺虫剤)を繰り返し散布すると、抵抗性のある害虫が生き残り優先的に増殖することから、薬剤抵抗性が発達し農薬(殺虫剤)がききにくくなります。虫ブロッカ―黄はチョウ目害虫の習性を利用して活動を抑えるため、連用しても抵抗性が発達することがなく、農薬散布を害虫駆除の切り札として残しておくことができます。
虫ブロッカーには「連結タイプ」「単独タイプ」の2機種があるようですが、単独タイプとはどのような仕様ですか。
単独タイプはハウスに1機だけ設置する場合にご利用できます。単独タイプは1機ごとにプラグが付いており、つまり1機ごとにコンセントが必要になります。単独タイプは連結タイプのように延長コードを繋いで増設することがでないので、今後複数機の運用を検討する場合は連結タイプを使用することを勧めます。
害虫が大量発生した場合に発生数や被害を減らせますか?
大量発生後は虫ブロッカ―の光の作用より害虫の活動量が上回ってしまうため効果は期待できません。害虫の被害が発生する前(定植前~定植直前)から設置することをおすすめします。
屋外でも使用できますか?
使用できます。専用延長コード10m(別売)も防水仕様ですので、屋外での使用は問題ございません。
農薬(殺虫剤)の散布をなくせますか?
農薬の散布回数を半分に減らせたり、天敵昆虫の導入数を減らせたという報告はありますが、完全になくすことはできません。農薬散布と併用した防除を前提としています。
花粉交配用昆虫や天敵昆虫に対して影響はありますか?
現在のところ、花粉交配用昆虫(ミツバチやマルハナバチなど)や天敵昆虫(スワルカブリダニやタイリクヒメカメムシなど)に対して悪い影響を及ぼすことはないとする考え方が一般的です。