導入事例
糖度も玉張りも向上
公開日2021.04.30
更新日2021.04.30

糖度も玉張りも向上

「この肥料を使いはじめてから、玉張りや糖度の上りがよくなって驚いたよ」と話す山梨県笛吹市でブドウ作りに精を出す廣野真一さん(49歳)。2年ほど前から本格的に活用し、市場関係者から指名されるまでになったブドウ作りに欠かせない資材になっているのが天然アミノ酸入り肥料「オルガミン」だ。

糖度の上りが良くなり、玉の張りも全然変わった

4反のハウスと1町歩の路地で、シャインマスカットをはじめ、巨峰、ピオーネ、ロザリオビアンコなど約15種類ほどのブドウを生産している廣野さん。丹精込めて作ったブドウは東京の青梅市場に卸している。「特段変わった作り方はしていない」と言うが、採れたてのシャインマスカットを拝見させてもらうと、ずっしりと重く一つひとつの粒も大きい見事なものばかり。市場から『もうシャインないの?』と、頻繁に電話がかかってくるのも納得。

オルガミンが効いているんだなと実感

実はオルガミンを最初に試したのがキュウリ。平成26年の大雪でハウスが倒壊し、一時的に生産していた際に知人の紹介を得て使った。「これを使うと花は落ちないし、糖度も上がると聞き、使ってみたら皮が薄く美味しいキュウリができて驚いた」。そこでブドウにも使ってみると、去年から糖度の上りが良くなり、玉の張りも全然変わったと笑顔で話した。

特に変わったと感じるのが葉の形だという。「ウチの畑は何でこんなに明るいのかな、と思っていたら、葉か小さく上を向いているのに気付いた。お猪口に似ているのでこの地域では“猪口ッ葉(ちょこっぱ)”と呼んでいる葉の形で、理想とする形。キュウリでも同じ葉の形になったので、オルガミンが効いているんだなと実感している」。

肥料を変えてここまで変化を実感したのは初めて

今年は天候に恵まれたこともあり、味も形も納得のブドウを作ることができたとのこと。「今年、翠峰にもこの肥料をつかってみたら『例年より甘くて美味しい』と高い評価を得ることができた」と笑顔で話す。「肥料を変えてここまで変化を実感したのは初めて。今後も美味しいブドウ作りに活かしたい」と話した。

【オルガミン】

天然アミノ酸入り葉面散布肥料。根や茎、葉、果実の成長を促し、高温や低温障害、病害に対する抵抗力を増大。作物の品質向上と収量増に貢献し、プロ農家から愛用されている。

 

農村ニュース(国際農業新聞社)発行より記事抜粋

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