導入事例
根張りの良さに驚き|「オルガミン」
公開日2021.04.30
更新日2021.04.30

根張りの良さに驚き|「オルガミン」

「食べてもらった人たちから『味が濃くて美味しい』と言われるのが一番嬉しい」と話す五味洋大さん(35歳)。東京都青山のファーマーズマーケットなどに出店し、山梨県甲府市内で作った花や旬の野菜を販売している。多くのリピーターを持つ五味さんが信頼を寄せるのがアミノ酸入りバイオ肥料「オルガミン」だ。

迷わず使うことを決めた

平成の大合併で甲府市に編入した五味さんのほ場はトウモロコシ生産が盛んな地域。アパレル業界で活躍していたが3年前に実家に戻り、父とは別に7棟のガラスハウスと4棟のビニールハウスで、小さなベル状の花が魅力的なベルフラワーや人気のジュリアンなどをメインに数種類の花を生産。野菜はトウモロコシやナスを中心に野沢菜など季節に応じた旬の野菜を少量多品目で作っている。

五味さんのこだわりは減農薬と竹炭やオガクズを入れ自然の中で生きる菌を活かした炭素循環農法。自然に近い形で育てていくため、肝心なのは植物が本来持っている力を引き出すこと。それをサポートするのがアミノ酸入りバイオ肥料「オルガミン」だ。

「紹介してくれた農家さんの作ったトマトが美味しかったので迷わず使うことを決めた」ときっかけを話す五味さん。

活用を始めて驚いたというのが根張りの良さ

1000倍に希釈して薬剤とともに月に一回のペースで散布している。活用を始めて驚いたというのが根張りの良さ、と五味さん。「以前はポットから取り出すと土がポロポロと落ちていたが、オルガミンを使ってから、土はほとんど落ちないくらい根張りが良くなった。こうした元気な根から養分を吸い取っているために日持ちが良くなり、収穫後の萎(しお)れが減った」と述べた。

当初は野菜だけだったが雪害の際に花の苗が弱ったため、花にも使い始めたという。「株が大きくなり量がでるなど、使い始めて今年はその成長が顕著に出た」と満足げ。この他、トウモロコシでは幹が太く実が大きくなった、ナスは鮮度が良くなった、など効果を実感している。

『五味さんの作ったものが欲しい』と言われるのが一番嬉しい

今年の初めにスモモに使ってみたところ、実付きが良過ぎて摘果作業が大変だった、と苦笑する五味さん。「オルガミン」が様々な結果を出す中、何より喜んでいるのがお客さんから『美味しい』とい声。「直売したお客さんや卸先のレストランからの評判も良くなり、『五味さんの作ったものが欲しい』と言われるのが一番嬉しい。新たなご依頼もいただいているので、ご期待に添えるよう頑張りたい」。

【オルガミン】

ベースになる発酵抽出物に22種類のアミノ酸に核酸とビタミン、マグネシウムなどの微量要素が豊富に含まれている。葉面散布で使い、アミノ酸群が成長の過程で必要とされる酵素の源になり、根や茎、葉、果実の成長を促し、高温や低温の障害や病害に対する抵抗力を増大させる。近年はリンゴや桃などの果樹農家からも問い合わせが増えている。

 

農村ニュース(国際農業新聞社)発行より記事抜粋

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