導入企業の基本情報
企業名:苺絵 【塚田 慎太郎 様】
従業員数:1人
農地面積:約150㎡の単棟ビニールハウス
製品購入年月:2022年3月|空動扇SOLAR 3機
製品設置場所:山梨県中央市
栽培品目、品種:イチゴ(紅ほっぺ、章姫、やよいひめ)
主な出荷場所:道の駅等を検討中
対象課題:ビニールハウス内の暑さ対策
農業を始めた理由
セイコーエコロジア満岡:なぜ農業(イチゴ)を始めたのでしょうか?
塚田さん:私自身は本業で大工をしているのですが、祖父と祖母が農地面積6,000㎡ほどで農業をしているため、いずれ農業を引き継がないといけないなと思っていました。YouTubeで有名なユーチューバーの方々がイチゴ栽培関連の動画をあげているのを見てイチゴ栽培に興味が湧き、チャレンジしてみることにしました。イチゴ栽培を選んだ理由は年齢を重ねても作業を継続できそうだと思ったからですね。この地域はトマト農家が多いので、トマト栽培をすれば間違いなかったのですが、労力が大変そうなのでやめました。イチゴ栽培を始めるにあたって、自己資金50万円を元手に約150㎡のビニールハウスを自分で建てました。ハウスの資材はホームセンターで安く購入できましたので、業者に頼む場合と比較しても1/6程度のコストで済みましたね。今は朝と日曜日だけイチゴの管理をしています。イチゴ栽培が軌道に乗れば、親や嫁さんと一緒に栽培面積を広げていきたいと思っています。
セイコーエコロジア満岡:収穫したイチゴの出荷先はどちらを検討されていますか?
塚田さん:道の駅等への出荷を検討しています。この地域はイチゴを出荷している農家がほとんどいないので強みだと思っていますね。
セイコーエコロジア満岡:なぜ屋号を『苺絵(いちごえ)』にしたのでしょうか?
塚田さん:嫁さんの名前に「絵」が入っているので、苺+絵=苺絵にしました。
空動扇SOLARを購入した決め手
セイコーエコロジア満岡:セイコーエコロジアで空動扇SOLARをご購入いただいた理由に関して。どのような経緯で弊社のホームページにたどり着いたのでしょうか。
塚田さん:3月に入り気温の上昇と共にハウス内が暑くなってしまったのでとても困りました。イチゴは冬の農作物だと思っていたのでこのような暑さで困るとは想定していなかったですね。さすがに天窓換気装置を自作する技術はなかったので、インターネットで解決方法を調べたところセイコーエコロジアさんの空動扇SOLARのホームページが出てきて良さそうだと思ったのが購入した理由です。
セイコーエコロジア満岡:今回、コストの低い空動扇ではなくコストの高い空動扇SOLARを導入された理由はありますか?
塚田さん:育苗をしているハウスなので空動扇SOLARにしました。コストを出し惜しんで苗づくりに失敗したら元も子もないので・・・。他のハウスだったらコストの低い空動扇にしていたと思います。
空動扇SOLARの導入効果
セイコーエコロジア満岡: 空動扇SOLARを導入してどのようなメリットを感じていますか?
塚田さん:温度がどのくらい下がったかという具体的な数値は計測していないのですが、導入前と比較して体感的にハウス内が涼しくなったと感じています。また設置もとても簡単でした。設置の際にビニールに穴を開けることが心配でしたが、ビニールの隙間から雨が侵入することもなかったのでとても満足しています。今のところ空動扇SOLARのデメリットはないですね。
今後の目標や展望
セイコーエコロジア満岡: 今後の目標や展望を教えていただけますか?
塚田さん:今は試行錯誤の段階ですが、いずれはイチゴ栽培による収入だけで生活できるようになりたいと思っています。
導入を検討されている方へ
セイコーエコロジア満岡: 導入を検討されている方へメッセージをお願いします
塚田さん:空動扇は施工が簡単なのと他の換気装置と比較しても導入費用が安いと思います。また、見た目も面白くて目立つ装置なので役所などの方が来ると「これは何ですか?」と珍しがられますね。ぜひ導入をおすすめします。
まとめ
今回は苺絵 塚田さんにインタビューさせていただきました。塚田さんは明るくとても話しやすいお人柄の方で、イチゴ栽培に関してYouTube等で積極的に情報収集を行い熱心に勉強されているようでした。ぜひ今後も空動扇SOLARをご愛用いただけますと幸いです。苺絵さんのイチゴ栽培のご成功を切に願っております。
コラム著者
満岡 雄
2012年に玉川大学農学部生物資源学科を卒業。種苗会社を経てセイコーエコロジアの技術営業として活動中。全国の生産者の皆様から日々勉強させていただき農作業に役立つ資材&情報&コラムを発信しています。好きなことは食べること、植物栽培、アコースティックギター。Xを更新していますのでぜひご覧ください。