【年末年始休業のお知らせ】12/27(金)~1/5(日)は年末年始休業とさせていただきます。本期間中に頂きましたお問い合わせ及びご注文は1/6(月)以降に順次対応させていただきます。
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空動扇/空動扇SOLARは電力不要のビニールハウス専用換気扇です
空動扇は自然の風の力を利用、空動扇SOLARは自然の風の力とSOLARの力を利用してビニールハウス内の熱気を外へ排出します
電気(電力)を使用しないため、ランニングコストがかからず、とってもエコな換気扇です
既存のビニールハウスへ簡単に後付けができることもメリットです
近年の猛暑対策に貢献します
空動扇 | 19,800円(税込・送料別) |
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空動扇SOLAR | 65,780円(税込・送料別) |
【空動扇】10台以上の一括納品で割引致します
【空動扇SOLAR】5台以上の一括納品で割引致します
・植物の高温障害
・高湿度による病害
・高温ストレスによる生理障害
・熱中症対策
・暑さ対策
・疲労対策
・台風対策
・強風対策
・倒壊対策
キュウリ栽培をされている本田尚宏さんは、空動扇SOLARによる換気効果と暴風効果を実感しています
・ハウス内を3~4℃は低く維持できている
・の湿度の感じが全然違う
・ハウスの通気性が良くなった
・キュウリの病気が広がりにくくなっている
・ビニールのスレ(破け)がなかった
>>>インタビュー記事はこちら
空動扇SOLARの導入でハウス内が3~4℃低くなりました!ビニールのスレ(破け)もないです!|本田尚宏さん
コーヒー栽培にチャレンジする磯川さんは空動扇を利用して夏場のハウス温度を下げることに成功しました
・天井部の熱気が抜けた
・ハウス内温度が8℃位下がった
・葉焼けが少なくなった
・強風時に活躍した
>>>インタビュー記事はこちら
8℃下がった!?空動扇はハウス強度を落としません!|磯川さんのコーヒー農園
パネル内部にモーターが内蔵されており無風の日でも太陽光のエネルギーでファンを回転させます。⚠設置の際は上部のソーラーパネルが南向きになるように調整してください。
自然風が吹くと回転し、ハウス内の熱気や湿度を含んだ空気をハウス外に排出します。空動扇SOLARは自然風が吹かなくても太陽光によってベンチレーターを回転させることができます。
ハウスパイプと空動扇を固定するパーツです。クロス金具と補助パイプで固定します。
温度調節を行います。温度変化で形状記憶スプリングが伸びる又は縮まる仕組みになっており、連動して内部の換気弁が開閉します。形状記憶スプリングのツマミには白線で目印を付けています。白線に合わせると25℃で換気弁が開口し、0~40℃の間で温度調節ができます。時計回りに回転させると高温で換気弁が開き、反時計回りに回転させると低温で換気弁が開きます。
※横にスクロールできます →
製品名 | 空動扇 | 空動扇SOLAR |
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材質(本体) | プラスチック成型 | |
材質(スプリング) | 形状記憶合金 | |
SOLARキット | なし | あり (単結晶太陽電池、ソーラーモーター内蔵) |
本体寸法 | 外形約300mm × 高さ約650mm | 外形約300mm × 高さ約700mm |
本体質量 | 約3.3kg | 約3.5kg |
温度調節範囲 | 0℃~40℃ | |
設定温度許容範囲 | ±5℃ | |
設置目安(1台あたり) | 10坪(33㎡) | 15坪(50㎡) |
設置の注意事項 | – | |
注意事項 | ※ビニールハウスに使用されているビニールの材質は一般的なPO(ポリオレフィン)であることが原則です。ポリ塩化ビニール等の素材を適用しますと収縮性や強度的な問題によりビニールを破損、損傷するおそれがあります。 ※既存のビニールハウスに設置の場合は、ビニール設置後およそ2年以上経過したビニールへの適用はお避け下さい。 ※ハウスのビニールは収縮を常に繰り返し行っている為硬化しています。設置の際にはビニールに脆化が起こっていないか十分確認し、脆化現象のあるビニールへの設置はお避け下さい。 ※ビニールへの穴あけは必ずコンパスカッターをご使用ください。ハサミ、カッターによる穴あけ作業はビニールに亀裂や損傷を与えるため、設置に際しビニールが裂ける原因となりますので絶対に行わないでください。 ※本機を連結する際に使用するビスは付属のビスをご使用下さい。専用ビス以外の使用は錆、本体離脱等の恐れがあります。 ※本機開閉弁の調節ツマミは破損しやすいので本機が地面に接地する状態での保管および作業はお避け下さい。 ※本機はハウス内に気流を作り、作物の栽培環境を整えるものです。想定を超える異常な温度や厳密な湿度管理を目的に行うものではありません。温度設定には±4℃~5℃の誤差があり、本機開閉板の開閉におよそ30分程度時間を要します。ご理解の上ご使用願います。 ※ハウス内の温度、湿度管理が必需の場合は、使用者は必ず設定ツマミにて本機開閉板のご調整および開閉確認等の管理を行ってください。 ※室内に掛けた温度計を利用してハウス内の温度管理をする場合、温度計が直接日射熱を受けるため、温度計と実際の室内温度に差が生じることがあります。 ※温度調節機を締めずにハウスを放置すると、温度調節機や開閉フックが切れたり壊れたりする場合があります。 ※本機を撤去し保管する際は本機のソケットを連結するビスを緩めて、ファンはファン同士、本機開閉板は開閉板同士、重ねた上で必ず立てて保管してください。 ※本機を横に寝かせて放置しますと本体が歪みファンが回らなくなったり、開閉板が自動で動かなくなるなど不具合の原因となります。 ※自然災害等により生ずるトラブルや本機の破損や損害について一切の保証は致しかねますのでご理解願います。 ※冬の期間に本機を設置する場合はハウス内の温度を上げビニールの収縮性をご確認の上、設置してください。 ※本機を取り外したビニールに本機を再設置することは水漏れの原因となる恐れがありますのでお避け下さい。 ※冬季時に空動扇設置を行う場合はハウス内の温度を上げPOフィルムが伸縮できる状態を確保下さい。また、外気温が5℃を下回る際の空動扇設置はお控えください。場合によってフィルムの損傷が生じることがございます。 |
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メンテナンス方法 | ベンチレーターの回転が悪い場合はベアリング部分に潤滑油剤を吹きかけると改善します。詳しくはこちらの資料をご覧ください。 | |
製造国 | 大韓民国 | |
輸入元 | 済美環境化学株式会社 |
ハウス上部の熱気は、ハウス全体の温度を上昇させるだけではなく植物の芽に悪影響を与えます。例えばトマトやキュウリはハウス上部に新芽を誘引するように仕立てるので高温障害になりやすく花落ちや芯止まりによって収穫量減少につながります。また、空動扇は温度調節できる仕組みになっているので暑い時だけ熱気を排出して、冬期の寒い時期は換気弁が閉まるので排熱しません。自然に吹く風を頼りに動作させるので電気は一切使用せず、初期費用のみで導入できます。ハウスを建てた後にも取り付けられるので、いざ夏を迎えて困っている方にもおすすめできます。
空動扇は複雑な設備ではないのでお客様ご自身で簡単に設置することができます。
<お客様で準備していただく道具>
コンパスカッター、クロス金具、補助パイプ、ドライバー、脚立
設置ステップ①:本体のビス止め
「ベンチレーター」「接合部」「形状記憶スプリング・換気弁」をドライバーを使ってビス止めします。電動ドライバーがあると便利です。
設置ステップ②:クロス金具と補助パイプの取付け、ビニールの穴開け*
空動扇を固定するための補助パイプをクロス金具を使ってハウスパイプに取付けます。取付け後にコンパスカッターを使って直径15cmの穴をビニールに開けます。
設置ステップ③:空動扇の取付けと固定
開けた穴に空動扇を突っ込みます。空動扇の直径30cmに対して直径15cmの穴に突っ込むので少し力が必要です。空動扇を穴に通したら補助パイプで固定します。
設置ステップ④:適切な温度で換気弁が開くように調整
空動扇は設定温度に対して、換気弁が開くタイミングに多少の個体差があります。設置後は数日間様子を見ながら形状記憶スプリングで設定温度の微調整を行います。
*ビニールの材質は伸縮性のあるPOが原則です。ポリ塩化ビニール等の伸縮性がない被覆に適用するとビニールの裂けや損傷の恐れがあります。被覆後2年以上経過したビニールへの適用は注意してください。伸縮性が低下して裂けや損傷の恐れがあります。
空動扇SOLARは通常の空動扇に太陽光パネルを取付けて風の吹かない状況でも排熱できるよう考えられて誕生した上位機種です。いくら野外とは言え、暑い時に必ずしも風が吹くとは限りません。通常の空動扇は風が吹かない状況ではベンチレーターが回転しないので排熱効果を得られないことがあります。また、地理的に風が吹きにくい環境もあります。このような状況の場合は空動扇SOLARの設置をおすすめしております。空動扇SOLARは風によるベンチレーターの自転だけではなく、プラスして太陽光発電によってもベンチレーターを回転させることができ、確実に、より強力に排熱したい場合は空動扇SOLARを選択してください。ご予算にあわせて通常タイプとSOALRタイプの混合設置も提案させていただきます。お問い合わせフォームよりご相談ください。
*ハウス面積が20坪より小さい場合は排熱効率の関係上、空動扇SOLARを推奨します。
*設置の際は上部のソーラーパネルが南向きになるように調整してください。
空動扇は排熱対策だけではなく台風対策*でも活用することができ、ビニールハウスでは二刀流の活躍をしてくれます。台風のような強風の日には、ベンチレーターが最大で毎分1300回転します。ハウス内の空気を素早くハウスの外へ放出するためウス内の気圧が下がり、ビニール被覆とパイプが強く密着。ビニールのバタつきや浮き立ちを防止してビニール被覆の裂傷を抑制します。
さらに台風に伴う上昇気流はハウスの隙間から侵入してハウスを下から上に突き上げるように圧力をかけます。閉め切った天窓ではこの突き上げる圧力に耐えきれずハウスを破壊して、さらには倒壊にもなり兼ねません。空動扇は空気の抜け道として機能するためハウスの倒壊を軽減することに貢献します。
*台風や強風の対策時は形状記憶スプリングを調整して換気弁を全開にします。
鹿児島ビニール株式会社様
ハウス面積:120㎡
栽培植物:ライチやバナナなど熱帯植物
<導入歴>
空動扇SOLAR3台
<お客様の声>
鹿児島ビニール株式会社はビニールハウスの施工管理を行う会社です。弊社のお客様がビニールハウスを新築することにあたり空動扇SOLARを取り付けましたが、今回が初めての施工だったのでセイコーステラさんの鹿児島県訪問の折に施工状態を確認してもらいたく現場まで来ていただきました。特に大きな異常が無く取り付けられているとのことだったので安心しました。空動扇は高温対策に活用できるので、今後も導入を進めて行きたいと思います。
【バナナハウス(家庭菜園)】
高さ4mの自作ハウスに空動扇2台を設置
<導入歴>
2022年11月 空動扇1台
2023年6月 空動扇1台
<お客様の声>
兵庫県尼崎市でドワーフナムワ、三尺バナナ、アイスクリームバナナを家庭菜園しています。試験的に11月冬に1台を設置したところハウスの湿度が下がりました。梅雨に入っても調子が良く、ハウス温度も40℃から35℃位に下がった感覚です。6月にもう1台を追加して、さらに快適なバナナの栽培環境を整えたいと考えています。
【イチゴ栽培】
自作ハウスに空動扇SOALR2台、空動扇20台を設置していただきました。
<導入歴>
2022年3月 空動扇SOALR2台
2023年3月 空動扇20台
〈お客様の声〉
苺絵の塚田慎太郎さんは本業の傍ら趣味でチゴ栽培を始めました。150㎡(45坪)の単棟ハウスとイチゴの高設ベンチは全て自作。設置も塚田さんが自ら行いました。「設置はとても簡単でした」「体感的にかなり涼しくなりました」など効果を実感されています。2023年には増設したハウスに空動扇20台を追加で設置していただきました。
インタビュー記事はこちら
>>>ハウス内が涼しくなった!空動扇SOLARの効果を実感|苺絵
【導入情報】
空動扇:4台
パイプハウス:6m × 36m = 216㎡(65坪)
〈お客様の声〉
茨城県北部でミニシクラメン、カーネーション、アスター等の鉢物を栽培されている農家さまから、「風が吹く日は特に涼しく感じます」「天窓の場合、風に押し戻されて熱気が抜けないときがありますが、空動扇は抜ける一方なので天窓より排熱効果が高いと感じています」「ハウス内が35℃超えると根が焼けて成長が止まってしまいますが、空動扇の降温効果によって根焼けが抑制できています」と嬉しい声をいただきました。
【導入情報】
空動扇:132台
<お客様の声>
埼玉県深谷市でネギを栽培するTOSIファームさんは、空動扇をネギの育苗ハウスに設置し効果を実感されています。体感的にハウス温度が5℃ほど下がり、風が強い日でもビニールがはがれたり、穴が広がることがなくなり良かったとの声をいただきました。
インタビュー記事はこちらから
>>>夏場のハウス内温度が低下!湿度対策や耐久性向上にも効果を実感
設置するとどのくらいハウス内温度が下がりますか?
推奨の設置目安の台数をご導入いただいた場合、設置していないハウスと比較して5℃~8℃程度のハウス内温度を下げる効果が期待できます*。
*弊社のお客様の声より
設置の時に開けたビニールの穴からビニールハウスの中に雨が入ってくる(雨漏りする)ことはないのですか?
適切に設置していただければ、通常量の雨であれば雨水が入ってくることはまずありません。ご安心ください。
空動扇を設置すればハウス内温度は外気温と同じになりますか?
空動扇の排熱によって外気温に近づきますが、完全に外気温と同じになることはありません。
20坪未満の小型のハウスに空動扇1台を設置すれば効果は得られますか?
小型ハウスは軒高が低く容積が小さいため、外気との温度差が少なくなり対流効果による熱の排気量が低下する傾向があります。そのため、風だけを頼りに回転する空動扇では効果が低くなってしまうため、小型ハウスに導入する場合は太陽光で回転できて排気効率が高い空動扇SOLARを推奨しています。
内張りビニールを設置しているハウスに空動扇を取り付けられますか?
外張ビニールと内張ビニールとの距離が約40cm以上あれば設置できます。参考図はこちら
設置の際にコンパスカッターではなくハサミやカッターを使用しても良いでしょうか。
稀にハサミやカッターでバツ印でビニールに穴を開けられる方がいらっしゃいますが、ビニールが裂けて雨漏りの原因となりますので、ハサミやカッターのご使用はお控えください。
ベンチレーター部分から雨水がハウス内に侵入することはありませんか。
ベンチレーター部分は雨水を外に逃がす構造になっているので雨水がハウス内に侵入することはまずありません。ただし、豪雨あるいはベンチレーター部分に雪が積もってハウスの排熱で溶かされた場合にポタポタとごく少量の水が侵入したという報告はあります。
ビニールハウスに遮光ネットを外掛けしています。空動扇を設置することはできますか。
遮光ネットにベンチレータ部分が突き抜けられるように円形の穴をあけていただければ設置できます。
積雪地域でも使用できますか。
使用できます。北海道・秋田県・山形県・新潟県にも導入実績があります。ただし、冬期間は雪や低温によってベンチレーターが凍結して一時的に回転(稼働)しなくなることがあります。
空動扇は積雪や凍結によって一時的な回転ができなくなっても雪解けや解凍することで問題なく復帰します。ただし空動扇SOLARについては、凍結によってベンチレーターが回転しない状態が1週間程度経過すると過電流によってモーターが故障することがあります。雪からソーラーパネルが露出してベンチレーターが雪に埋まっている場合は、ベンチレーターが回転できるように周りの雪を取り除いてください。また、凍結によってベンチレーターが回転しない場合は、棒などで弱い刺激を与えてベンチレーターが回転するように対処してください。
空動扇や空動扇SOLARの取り付けた状態での遮光剤や遮熱剤を塗布しても問題ありませんか。
ベンチレーターに遮光剤や遮熱剤が付着すると重量が増して風によるベンチレーターの回転速度が遅くなり排気能力が低下しますので、塗布はお控えください。また空動扇SOLARは、排気能力の低下だけではなく重量増加によってモーターに負荷がかかって故障の原因になります。