| 17L（重量：20kg） | 30,800円（税込・送料無料*） |
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| 製品仕様 | ||
|---|---|---|
| 商品名 | もろみM（もろみミネラル） | |
| 内容量 | 17L（重量：20kg） | |
| 成分 | 天然遊離アミノ酸18種類 クエン酸２% 多量要素：水溶性マグネシウム6.0% 微量要素：水溶性マンガン0.15%、水溶性ホウ素0.15%、鉄、亜鉛、銅 ＊窒素、カリウム、リン酸は含まれていません。 |
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| 効果 | 高温ストレス耐性、光合成サポート、樹勢回復、養分吸収効率向上 etc. | |
| 希釈倍率 | 葉面散布：1000倍 潅注 ：500倍 ドローン：100～400倍 |
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| 使用方法 | 果菜類 | 葉面散布：10aあたり200L*を定植～収穫期に週１～２回 潅注 ：生育期～収穫期に週１～２回（点滴チューブで使用できます） |
| 葉菜類 | 葉面散布：10aあたり200L*を本葉２～３枚時期から週１～２回 | |
| 果樹 | 葉面散布：10aあたり200L*を生育期～収穫期に週１～２回 | |
| 混用について | 農薬と混用できます。 展着剤を入れると効果的です。 ＊アルカリ性農薬およびカルシウム資材との混用はできません。 |
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| 主原材料 | 泡盛蒸留粕（もろみ酢） | |
| 製造地 | 沖縄県 | |
| 製造元 | パネフリ工業株式会社 | |
*200Lは希釈後の溶液量です。1000倍希釈の場合、本剤200mlを200Lの水に投入してください。
もろみMは亜熱帯地域の沖縄県で開発された肥料です。
沖縄県の重要産業である泡盛の製造において発生する泡盛粕に着目して、農業利用に向けた様々な研究を続けて誕生したもろみMは九州沖縄地域で実績を積んでいます。
もろみMは微量要素、アミノ酸、クエン酸を含んだ液体肥料です。葉面散布あるいは潅注で使用し、主に果菜類と葉菜類で利用が進んでいます。クエン酸によるキレート作用によって植物が肥料成分を吸収しやすくなり、高温によって体力を消耗した植物でも栄養補給が促されます。マグネシウムやマンガンはクロロフィル形成や光合成に影響を与え、アミノ酸は即効性炭素源として光合成によって植物の生育促進に利用されるため、もろみMは高温ストレスに耐えるための理にかなった成分構成と言えます。
| もろみM（ミネラル） | |
|---|---|
| 主成分 | 微量要素、アミノ酸、クエン酸 |
| NPK含有 | なし |
| 主な効果 | 高温ストレス耐性 樹勢回復 養分吸収効率向上 etc. |
| 使用方法 | 葉面散布・潅注・ドローン |
キレート作用とは、クエン酸や一部のアミノ酸が有する機能の一つで、酸化、不溶化しやすいミネラルをその分子の間に挟み込んでキレート化することで、植物に吸収しやすいイオンとして安定化する作用のことです。
一言に肥料といっても植物が吸収しにくい構造を持っているものや、他の物質と結合して不溶化しやすいものがあります。クエン酸やアミノ酸はそれらの肥料を吸収しやすい形に変化させたり、アルミニウムなど植物に有害な金属成分からの解毒作用が知られています。もろみMにはマグネシウムやマンガンなど光合成に関する肥料養分が含まれていますが、クエン酸によって即効的に吸収させることで体力を消耗した植物にも効果的に作用します。
【STEP①】
クエン酸が抗ストレス物質や抗酸化酵素の生産を促し、抵抗力を高める
【STEP②】
弱った植物の根や葉からクエン酸やアミノ酸がすばやく浸透、代謝を改善
【STEP③】
クエン酸とアミノ酸がミネラルをキレート化、根や葉からの吸収を促進
| 施用方法 | 希釈倍率 | 施用時期 | |
|---|---|---|---|
| 果菜類 | 葉面散布 | 1000倍 | 10aあたり200L*を定植～収穫期まで週１～２回 |
| 潅注 | 500倍 | 生育期～収穫期に週１～２回（点滴チューブで使用できます） | |
| 葉菜類 | 葉面散布 | 1000倍 | 10aあたり200L*を本葉２～３枚時期から週１～２回 |
| 果樹 | 葉面散布 | 1000倍 | 10aあたり200L*を生育期～収穫期に週１～２回 |
*200Lは希釈後の溶液量です。
もろみMは発売されて間もないですが高温環境下での問題解決において実績を積み上げています。
猛暑は作期全体で植物の体力を奪い続けますが、もろみMはその様な高温環境で主に樹勢回復と生育回復に貢献をしています。主に葉面散布と潅注の二通りの使用ができるため、農家の栽培方法に合わせて適用することができます。
導入を迷ったときは先行ユーザーの成功事例を参考にしてください。
| 品目 | 症状・目的 | 施肥方法 | 結果・評価 |
|---|---|---|---|
| ピーマン | 猛暑による根痛み、養分バランスの不良 | 潅注：300倍 | 葉の黄変解消、根圏の改善により生育が回復し収量も10％以上アップした |
| イチゴ | 猛暑による苗の生育不良 | 葉面散布：1000倍（７～８月） | 仕上がりが悪い苗だったが、８月末には例年以上に回復した |
| ナス | 猛暑による夏秋ナス苗の生育不良 | 葉面散布：1000倍（８月） | 収穫が見込めないほど悪い苗だったが、９月末には例年以上まで回復した |
| ブドウ | 猛暑による糖度の低下 | 葉面散布：1000倍（１か月で４回） | 無処理区は糖度が低くなってしまったが、もろみM処理区は例年並みの糖度に回復した |
| ミニトマト | アミノ酸による生育促進、ミネラルの吸収促進 | 葉面散布：1000倍（７～８月） | 農薬の使用回数が減少傾向になった |
農薬と混合できますか。
できます。
但し、アルカリ性の農薬との混合は避けてください。また、カルシウム資材とも混合できません。
もろみMを潅注で使用する場合、点滴チューブを使用できますか。
使用できます。
もろみMの希釈後は残留物がないので目の細かい点滴チューブでも問題なく使用できます。
もろみMは有機JAS資材ですか。
有機JASの認証は取得しておりません。
今後販売予定の「もろみJS」は有機JAS資材として販売できる見込みです。
主原材料は泡盛蒸留粕（もろみ酢）とのことですが、市販のもろみ酢を散布すればもろみMと同等の成分や効果が得られますか。
同等の効果は得られません。
市販のもろみ酢は果汁などが添加されているものが多く、農業向けではないため生育促進作用はほとんど期待できません。一方、もろみMには植物の生育に必要なアミノ酸、クエン酸、ミネラルが最適なバランスで配合されているため、農業向けに植物への効果が期待できます。
もろみM以外にも別のもろみ肥料の商品はありますか。
順次発売予定です。
カリウムと糖類を主体に光合成サポートに特化した「もろみKC」、鉄と糖類を主体に成り疲れサポートに特化した「もろみJS」を近々発売予定です。
