農業用語辞典

チャノキイロアザミウマ

ちゃのきいろあざみうま

チャノキイロアザミウマ(Scirtothrips dorsalis Hood)は、在来種で本州・四国・九州・沖縄に分布している。雌成虫は体長 0.8~1.0mm、雄成虫は体長0.7~0.8mm、体色は黄色で翅を背中でたたむため背中に 黒い筋があるように見える。卵は新芽や新葉の組織内に 1 卵ずつ産卵される。成幼虫は新芽や新葉を吸汁し、露地では 4 ~ 10 月に発生するし、特に 7~8月の発生が多い。主にチャ・ブドウ・カンキツなどの木本類や、野菜ではイチゴで発生するが、その他の野菜では発生しにくい。最近、一部地域においてピーマンやトウ ガラシなどを加害する新系統の発生が確認されている。

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