生物の死骸が微生物などの作用を受けて変化した化学構造が特定されない有機物。酸性とアルカリ性に対する溶解性によりフルボ酸・フミン酸・ヒューミンに分類している。腐植物質は土の中でゆっくりと分解されるため、腐植が豊富な圃場では作物が持続的に土の栄養を吸収することができる考えられている。土壌中の腐植含有量が増えるとCECや保水性大きくなるとされている。
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