農業用語辞典

シンクイムシ

しんくいむし

草木の中に入り込み葉・果実・茎・枝などの内側を食害する虫のこと。狭義では、バラ科のリンゴ・モモ・ウメなどの果実に被害を与えるモモシンクイガやナシヒメシンクイをさしたり、ミカンの根本付近から幹に入り込み加害するカミキリムシをさしたりする場合がある。モモシンクイガは、果実にのみ寄生しほとんどは萼窪部(がくあぶ)産卵するため、袋をかぶせることで被害を抑えることができるのに対し、ナシヒメシンクイの侵入部は広範囲になり、果実だけでなく新梢にも寄生し先端を枯らす「心折れ」を起こす。

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