農業用語辞典

黒星病

くろほしびょう

カビが原因でバラ科の植物がかかりやすい病気。バラ科に属しているリンゴ・モモ・ウメなども罹患する。バラの場合は、葉っぱに黒い点が現れ弱っていき、最後には落葉する。果樹の実に罹患した場合は、実が病斑から裂けて商品価値が失われる。樹勢が弱っていて、風遠しがよくないと発症しやすい。温度の上昇(20℃前後)や湿度の高さも発症する要因となる。

バラの黒星病と似たものにべと病があるが、発生が気温15℃前後であることと、葉っぱにできた斑点が不規則に現れる傾向があるなどの相違点がある。薬剤散布をする際はどちらの病気にかかっているのか注意する必要がある。

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