農業用語辞典

潅水(灌水)

かんすい

植物の生育環境を整える目的で水を与えること。露地栽培では畝の間に直接水を導く「畝潅水」、動力を使って飛沫を広い範囲に拡散させる「散水」がある。ビニールハウスなどを利用する施設栽培では、点滴チューブを使った「点滴潅水」や根の付近に水の流れを作る「地中潅水」などが行われている。水分の供給だけでなく、水の比熱の高さを利用した温度管理や、水に溶ける性質のある肥料成分を効率よく植物に届ける目的でも利用されている。

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