選ばれる理由
アミノ酸、窒素、放線菌を含有した遅効性アミノ酸肥料
アミノエイトは窒素8%とアミノ酸を含んだペレット形状の乾燥菌体肥料です。
乾燥菌体肥料は有機質肥料に分類され、菌体を含む食品残渣を乾燥させて製造されたものです。菌体は主として放線菌であり、放線菌は難分解性の有機物の分解能が高く、土を柔らかくする能力があります。そのためアミノエイトはペレットによる「通気性・浸水性・保肥力」向上、放線菌を含有する窒素主体の遅効性アミノ酸肥料として利用を勧めています。
| N(窒素)* | P(リン酸) | K(カリウム) | pH | 水分 |
|---|---|---|---|---|
| 9.69% | 1.47% | 0.01% | 6.82 | 12.1% |
*成分保証は8%です。製品名“アミノエイト”の由来です。

植物に必須のアミノ酸をアミノエイトで補給
タピオカ澱粉を活用したアミノエイトにはアミノ酸が豊富に含まれています。
植物は20種類のアミノ酸を自身の生命活動に必須としていますが、通常アミノ酸は植物体内で合成され、合成には炭水化物を必要とします*。肥料としてアミノ酸を施肥することによってアミノ酸合成に必要な炭水化物を節約、その炭水化物を「糖度アップ」「栄養価アップ」「根酸分泌量アップ」「病害虫への抵抗力アップ」に植物は利用できます。これが作物生産にアミノ酸を利用する大きな利点です。
*植物は根から吸収した硝酸態窒素を<亜硝酸>→<アンモニア>→<グルタミン酸>の順に変換し、グルタミン酸を原料にして植物が必要とする他のアミノ酸19種を合成します。アミノ酸の合成には光合成で得た炭水化物を利用するため、肥料としてアミノ酸を施用することで炭水化物の節約になり、植物は糖度アップなど様々な利点を得ることができます。
日本肥料検定協会によって安全性と性能を評価
乾燥菌体肥料は普通肥料の公定規格に基づいて植害試験によって安全性が認められなければならず、アミノエイトは日本肥料検定協会によってその安全性および生育効果が証明されています。また、コマツナを用いた当試験において無機肥料(無機基礎量区)と既製乾燥菌体肥料(対照区)とのバイオマス量の比較では無機肥料の1.33倍¹⁾、既製品乾燥菌体肥料の1.29倍²⁾の増加を認めています。
下表は日本肥料検定協会が行った試験の一部を抜粋して紹介しています。
| 無機肥料 | 既製乾燥菌体肥料 | アミノエイト | |
|---|---|---|---|
| 草丈(cm) | 12.2 | 14.0 | 14.4 |
| 生体重(g/ポット) | 13.4 | 13.8 | 17.8 |
| 生体重指数* | 100(a) | 103(b) | 133(c) |
*無機肥料区の生体重を100として生体重指数を算出
¹⁾c/a:1.33 ²⁾c/b:1.29

アミノエイトは様々な植物に使用できます
アミノエイトは植物を選ぶことなく使用することができ、これまでイチゴ、トマト、ニラ、ネギ、葉物、果樹への納入実績があります。乾燥菌体肥料の中でも窒素主体の肥料になり8%程度の含有率があるため、キャベツ・ハクサイ・レタスなどの結球野菜やホウレンソウ・コマツナなどの葉菜類のように窒素を好む農産物への使用をご提案致します。



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