農業用語辞典

斑点病(斑点落葉病)

はんてんびょう(はんてんらくようびょう)

葉っぱ・枝・果実など比較的若い組織で病変が現れ、症状が進むと斑点状の模様が大きくなった葉っぱが早期に落ち始める。落ち葉などの残滓で越冬した病原菌が、気温上昇と降雨をきっかけとして拡散する。気温が高くなり始める5月頃から発生しやすくなる。葉っぱが込み合って風が通らない湿度が高い環境で罹患しやすい。多くの植物で発生する可能性がある病気。

予防対策としては、通気を意識した剪定や予防的薬剤散布などがある。罹患した場合、落ち葉などの残滓を圃場から取り除き、焼却や埋設処分を行う。

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