野菜と花の育成に必要な波長を調べ最適なLEDチップを選択し開発している植物育成用のLED電球です。
「いちご用」「菊・大葉・シソ用」「トルコギキョウ用」「補光用」とラインナップしています。
必要な波長の光をメインに照射できる照明で大変効率的です。曇天や雨天が多い時期および秋冬といった太陽光の日照時間の
少ない時期に電照時間を増やし作物の生長しやすい(二酸化炭素の吸収しやすい)環境を人工的に作りだします。
低消費電力でありながら照度が高く、明け方や夕暮れ時にも適度な明るさの確保を補助するため
農作業の作業効率維持を支援いたします。ほとんど紫外線も出さず害虫の行動が抑制される効果も期待できます。
間口6m、奥行50m、面積300㎡のビニールハウス 9Wで18万円程度
いちご用LED電球 9W | ¥3,900(税別・送料別) |
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菊・大葉・シソ用LED電球 9W | ¥3,700(税別・送料別) |
トルコギキョウ用LED電球 9W | ¥4,300(税別・送料別) |
補光用LED電球 20W | ¥5,300(税別・送料別) |
補光用LED電球 40W | ¥9,800(税別・送料別) |
○大量注文で割引いたします。部会、組合でおまとめいただけるとお得です。
○単色単波長LED電球(735nm)9Wは¥4,500(税別・送料別)でご用意しています。
⚠農作物の生育を阻害
日照が不足すると光合成が順調に行われず作物が栄養素を効率的に吸収できなくなり軟弱徒長気味になります。
⚠病気にかかりやすくなり収量が減少
栄養を吸収しにくくなり病気の多発が心配されるため薬剤により防除散布を行う手間もふえます。
⚠軟弱徒長気味になり収量や品質が低下
樹勢が弱り収量が落ちたり品質が低下してしまいます。売り物にならず収益を圧迫します。
東京都世田谷区のいちご農家「世田谷いちご熟」さんでは、イチゴ用LED電球をビニールハウスに設置し効果を実感されています。いちごが甘くなった!との声をいただきました。
>>インタビュー記事はこちらからご覧いただけます
仕様概要 | いちご用LED電球 | 菊・大葉・シソ用LED電球 | トルコギキョウ用LED電球 | 補光用LED電球20W | 補光用LED電球40W |
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型番 | BT-9D-RWFR | BT-9C-RW | BT-9C-RFR | BT-20D-RW | BT-40C-RW |
波長 | 赤色 630nm 青色 460nm 遠赤色 735nm | 赤色 630nm 青色 460nm | 赤色 630nm 遠赤色 735nm | 赤色 630nm 青色 460nm | 赤色 630nm 青色 460nm |
消費電力 | 9W | 9W | 9W | 18.5W | 40W |
明るさ:ルクス(照度計実験 1.8m直下) |
100ルクス | 100ルクス | – | – | – |
配光角度 | 120° | 120° | 120° | 120° | 120° |
光合成有効光量子束密度 | – | – | – | 10マイクロモル程度 (2m直下計測時) |
20マイクロモル程度 (2m直下計測時) |
入力電圧 | 90~264VAC | 90~264VAC | 90~264VAC | 90~264VAC | 90~264VAC |
周波数 | 50/60Hz | 50/60Hz | 50/60Hz | 50/60Hz | 50/60Hz |
力率 | ≥0.95 | ≥0.95 | ≥0.95 | ≥0.95 | ≥0.95 |
全光速 | 678.02lm | 878.16lm | 180lm | 1495.30lm | 2749.80lm |
重量 | 180g | 180g | 155g | 400g | 1,100g |
色 | ほぼ白色(赤色・白色) | ほぼ白色(赤色・白色) | 赤色(赤色・遠赤色) | ほぼ白色(赤色・白色) | ほぼ白色(赤色・白色) |
放熱材料 | マグネシウム合金 | マグネシウム合金 | マグネシウム合金 | マグネシウム合金 | マグネシウム合金 |
信頼性認証 | PSE/CE/ROHS | PSE/CE/ROHS | PSE/CE/ROHS | PSE/CE/ROHS | PSE/CE/ROHS |
動作温度 | -20~50℃ | -20~50℃ | -20~50℃ | -20~50℃ | -20~50℃ |
寸法 | H108×φ78mm | H108×φ78mm | H105×φ80mm | H150×φ120mm | H230×φ170mm |
口金 | E26 | E26 | E26 | E26 | E39 |
トップカバー | セミクリア | セミクリア | セミクリア | セミクリア | セミクリア |
製造元 | アスター株式会社 | アスター株式会社 | アスター株式会社 | アスター株式会社 | アスター株式会社 |
9Wは消費電力がとても少ないためコスト面を気にせずに長時間電照でき、契約アンペア内で同時使用できる数量に違いが出ます。コストは白熱球の1/10以下、蛍光灯の1/3以下です。寿命も長くランニングコストを気にせずに理想的な栽培環境の構築が可能となります。
【 電気料金比較 】
項 目 | 電気料金 | 計算式 |
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LED電球 9W ① | 19,440円 | 0.009kWh×4時間×150日×30円×120球 |
白熱電球 60W ② | 129,600円 | 0.06kWh×4時間×150日×30円×120球 |
差額(②―①) | 110,160円 | 129,600円-19,440円 |
※想定条件
1 面積:1,000㎡
2 設置数:120球
3 電気料金:30円/kWh
4 使用時間:1日4時間で5か月間(150日)使用
【 導入コスト比較 】
項 目 | 購入料金 | 計算式 |
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LED電球 9W ③ | 468,000円 | 3,900円×120球 |
白熱電球 60W ④ | 198,000円 | 1,650円×120球 |
差額(④―③) | 270,000円 | 468,000円-198,000円 |
【 導入コストの回収年数 】
270,000円÷110,160円=2.45…(約2年半)
愛知県総合試験場から発表されている「LED を利用したイチゴの電照マニュアル」内で報告されている、“赤色光のピーク波長620nmの放射角度45mW/㎡”を上回るように製造した「いちご用LED電球」を農林水産省の「生産環境総合対策事業」にて実証して他5種類の電球と比較したところ、「いちご用LED電球」が最高の結果を出しました。その結果の抜粋はLED電球の総合カタログのp.3~p.5に記載されています。
2.5mごとに1球を設置していただき、11~2月までの日没後3時間から5時間点灯(平均3時間程度)していただくことで“生育促進”“休眠防止”“収量確保”といった効果が期待できます。
植物育成用LED電球は低電力にもかからわずルクス数が高く農作業がしやすい環境を整えます。光量が一定で白熱球や蛍光灯のように照度が落ちてくることがありません。真っ赤な光だけでなく白い光も使用しておりますので夜間でも見やすく目が疲れにくい仕様となっています。
ビニールハウスでの散水、水滴落下、多湿に耐えるためにソケットの接触部分を圧着し防水を強化しています(防水規定IPX5 相当⇒完全防水ではございませんのでご注意ください。)。トップカバーには結露を防止する通気孔があり結露蒸発後のシミの発生を抑えるため照度が落ちにくい仕様です。重量が軽く頭にあたっても安全で既存の配線コードも垂れ下がりません。
LED電球の故障率は1パーセント未満です。またご購入後2年以内において、通常使用にもかかわらず不点灯といった製品不良が発生した場合は無償で交換致しますので安心して長期間ご利用いただけます。
このLED電球は一般的によく使われているE26口金タイプです。既設の白熱電球が同じE26口金でしたら追加工事なく既存の配線一式をそのままご使用いただけます。白熱球や蛍光灯と比較して消費電力が低いため電気代が安くなることが期待できます。また、寿命が長いので白熱電球と比較して交換の手間を省くことが可能です。
植物の生育促進に適していると言われる光は3種類。光合成を促す赤色、茎を太く実を大きく葉を厚くするという青色、開花を促進させる遠赤色があります。LED電球は蛍光灯に比べて波長のコントロールがしやすいため農作物に適した色の組み合わせで電球を作ることができ効果的な栽培を行うことができます。発光側は発熱しませんのでビニールハウス内が温まりすぎにくく、太陽光が不足気味のシーズンも収穫量を安定させる効果が期待できます。
大分県、愛知県、佐賀県、広島県等の大葉生産者様に「菊・大葉・シソ用LED電球」をご導入いただいております。日照時間が短くなると花を咲かせる菊の性質を利用して、LED光を当てて開花時期を遅らせて栽培(花芽抑制)することができます。菊・大葉・シソ用LED電球をご導入していただいたお客様からは次のような声をいただいております。「3mの高さから照射しても十分な花芽抑制効果がある」「蛍光球だと電球の遠い場所では花芽抑制が不十分ですが、LED電球だと圃場全体に光が照射されるので、その心配がなくなった」「約180gという軽量のため、既存の配線コードが下がらない」など。蛍光球や白熱球をご使用されている方は、ぜひ切り替えをご検討ください。
8m間口の場合、配線を3列に設置し、1.8~2mの高さにLED電球を設置することをおすすめ致します。点灯時間は夕方から2~3時間です。
〈2019年12月ご訪問時のお客様の声〉
『世田谷いちご熟』様は都会の閑静な住宅街の真ん中でいちご狩り農園を開園されています。導入されてから1週間後に訪問しました。曇天時の補光、また夕方16時から3時間点灯の日長延長として使用されています。「いちごの収量が向上することを楽しみにしています」「夜間に点灯するとハウスが綺麗に見えるので夜のいちご狩りも計画したいです」と嬉しい声をいただきました。
〈2020年1月ご訪問時のお客様の声〉
導入されてから1カ月後に訪問しました。朝方3時間と夕方3時間の点灯、天気が完全に曇りの時は昼間の時間帯にも点灯されています。いちごLED電球の効果に関して、去年と比較し潅水のやり方を変えているため複合的に考えるとどの程度なのか判断するのは難しいですが感覚的なところで次のように感じていると話されていました。「ハウスの南側部が建物の陰になり日当たりが悪い場所があります。例年だとその場所は着果数が少ないのですが今年は着果数が増えました。全体的に見ても今年は曇天が続いたにも関わらず昨年よりも実りが良いです。また今年は初期の株の状態が悪かったのですがLEDの効果で生長が追い付いてきました。LEDの導入により、本来植物が欲しい光(足りなかった光)が補えたためにこのような良い効果が出ていると感じています」
〈2020年6月ご訪問時のお客様の声〉
いちごが甘くなった!と大変うれしい声をいただきました。
詳しいお客様の声はこちら
いちごが甘くなった!いちご用LED電球の効果を実感
〈2020年9月ご訪問時のお客様の声〉
大阪府池田市で2020年1月から高設でいちご狩りの運営をされています。付近にはいちご狩りを行ってる施設がなく、大阪都心部からのアクセスもよいことから、いつも予約がいっぱいな人気のあるいちご狩りの施設です。また高設台と高設台の通路が通常のいちご狩り施設よりも広くとられているため、高齢者の方や車椅子の方でも安心していちご狩りを楽しめることができます。
LED電球は2020年1月下旬から導入していただき、3月までの夕方3時間、朝方2時間の合計5時間/日で点灯されていました。「2020年11月はいちごの味がのらなかったのですが、2021年11月にいちごが美味しくなればLED電球の効果だと思います」と声をいただきました。
〈2018年7月ご訪問時のお客様の声〉
日本一のいちご産地である栃木県で土耕でいちご栽培をされています。いちごLED電球はナイヤガラの空中採苗による補光用として午前6~11時の5時間で電照されており、「根の量が多くなりました」「以前は日照不足によって生育不良を起こしていた苗がありましたが導入前と比較して樹勢が向上しました」と嬉しい声をいただきました。現在は本圃で日長延長用として使用されています。
〈2020年1月ご訪問時のお客様の声〉
ガスコンロを簡易的な加温設備として使用した小型パイプハウス2棟にて電照されていました。「例年だとハウス内温度が低いこともあり生育が悪いですが、LED電球の効果によって新葉の上がり方が早いです」と嬉しい声をいただきました。
露地でも使用できますか(防水仕様ですか)?
電球自体は防水(防水規定IPX5)仕様ですが、ソケットや配線が防水仕様のものでない場合、そこから水が浸入しショート(故障)することがあります。露地で使用される場合はソケットや配線も防水仕様のものをお選びいただき、水が浸入する要因となるゴムなどの部分の劣化を定期的にチェックすることをおすすめいたします。
キク科の長日植物をハウスで育てています。 加温のみですと3月開花ですが早めるとしたらどのLEDが最適ですか?
補光用LED電球の20Wもしくは40Wが良いと思います。植物全般に使用できる波長を含んでいますので、生育促進=開花を早めることが期待できます。しかし、効果の度合いは不明というところが正直な回答です。まず数球ご購入いただきお試しになられてはいかがでしょうか。
いちご用LED電球を使用することで11月〜12月の収穫初期に甘みをのせるような効果はありますか?
いちご用LED電球は冬の日照時間の寒い時期にいちごの株が縮こまって生育が遅くなる時に点灯させることで生殖成長に傾ける効果があります。確かに生産者さんから「いちごが甘くなった」という声をお聞きすることはありますが、液肥等を散布して特定の栄養分を与えているわけではないので、”LED電球の効果です”と断言することはできかねます。
660nmの単色波長のLED電球はありますか?
通常製品でのご用意はございません。農業用で660nmの照明はあまり市場に出回っていないようです(630nmは信号機の赤色を含め、大量生産されているためコストが安い)。660nmと630nmの効果の差異は専門家でも意見が分かれております。特注製造は対応可能ですが、製造ロットが大きいことと、単価が上がるというデメリットがあります。